はるまきパンダの徒然日記

日々の暮らしに彩りを。

2019-01-01から1年間の記事一覧

直木賞

辻村深月「鍵のない夢を見る」 「芥川賞・直木賞受賞作品を集中して読む月間」 を勝手に始めました。 あらすじはAmazonより。 望むことは、罪ですか? 彼氏が欲しい、結婚したい、 ママになりたい、普通に幸せになりたい。 そんな願いが転落を呼び込む。 普…

好きな絵

休日、絵を観て過ごすことが増えました。 今までは、ルノワール、モネなど、 なんとなく印象派が好きだったけど、 最近は現代絵画を観るのも楽しい。 好きな画家を開拓したいなぁと思ったり。 絵を観るとか、音楽を聴くとか、 本当に贅沢な時間ですよね(^ ^)

介護と尊厳死

羽田圭介「スクラップ・アンド・ビルド」。 「じいちゃんなんて早う死んだらよか」。 ぼやく祖父の願いをかなえようと、 孫の健斗はある計画を思いつく。 自らの肉体を筋トレで鍛え上げ、 転職のため面接に臨む日々。 人生を再構築中の青年は、 祖父との共生…

悪人

吉田修一「悪人」。 あらすじはAmazonより。 福岡市内に暮らす保険外交員の石橋佳乃が、 携帯サイトで知り合った土木作業員に 殺害された。 佐賀市内に暮らす馬込光代もまた、 何もない平凡な生活から逃れるため、 出会い系サイトへアクセスする。 そこで運…

ハイリー・センシティブ・パーソン

HSPということばを初めて知りました。 自分が内向的な性格であることは 以前から自覚していましたが、 これはあまりにも度が過ぎるのではないか? 社会生活を送る上で問題なのではないか? と悩むことが増え、 心理学の本やサイトを見ている中で見つけました…

泣く大人

江國香織「泣く大人」。 江國香織は大好きな作家で、 バイブルにしている本が何冊かあります。 飼い犬「雨」との日常や、 男友達についての考察、読書日記など、 朝露のようにきらきらしたことばが たくさんつまったエッセイでした。

庇護力と攻撃性

心理学の本に、こんなことが書いてありました。 「人間の長所と短所は表裏一体で、 相手の魅力だと思っていた面が 知らないうちに不満の種になっていることがある」 例えば、頼れるけど強引で支配的、 よく気がつくけど神経質。など。 わたしも、「守ってく…

世界は終わりそうにない

角田光代「世界は終わりそうにない」。 内容はAmazonより。 五十になっても、八十になっても、だれかに 恋して悶々としなくてはならないのだろうか。 「恋愛」に対する疑問から、書く女の孤独まで― すぐには役に立たないけれど愛おしい 人生の凸凹を味わって…

家族トランプ

明野照葉「家族トランプ」。 あらすじはAmazonより。 風見窓子33歳。 会社に不満はなく、寿退社する後輩を 妬むこともない。 友人以上恋人未満の交際相手と 結婚するつもりもない。 しかし同居する両親から「干支三回りが限度」 との宣告が…。 そんな窓子に…

靭公園

肥後橋の辺りで用事があったので、 空き時間で靭公園を少し散歩しました。 犬の散歩をしている人、 ジョギングをしている人。 テニスを楽しんでいる人。 いろんな人がいるんだな、とか、 身体を動かすのって健康的なんだな、とか、 当たり前のことを思いまし…

料理家の人生

海老沢泰久「美味礼讃」。 あらすじはAmazonより。 彼以前は西洋料理だった。 彼がほんもののフランス料理をもたらした。 その男、辻静雄の半生を描く伝記小説。 早稲田大学を卒業後、大阪読売新聞社に 入社するものの、2年で退職。 1960年、大阪に辻調理師…

ひとの心

臨床心理学の本を読み始めました。 自分の心のコントロール。 家族とのコミュニケーション。 心の問題は、 人生で最重要なトピックの一つであるにも関わらず、 何か起こった時の対処が手探りだと思ったんです。 お金や技術に関することは、 特に意識せずとも…

久々にひとりで実家に帰りました。 父、母、妹とマネケンのワッフルを食べ、 母の手料理をいただきました。 ピアノを習いたいと言ったときも、 大学で音楽系を学びたいと言ったときも、 男の人と暮らすと言ったときも、 音楽はやめてSEになると言ったときも…

試着室の恋

尾形真理子 「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う」 洋服と恋愛にまつわる短編集。 可もなく不可もなく、 オーソドックスな恋愛小説という感じでした。

家族とは何であるのか

身内が病に倒れ、 2日間のほとんどを病院で過ごしました。 大きな病気もなく、 ドライな家庭で育ってきた私にとって、 手術中の重苦しい空気や、 涙を流して回復を喜ぶ人の姿を 目の当たりにするのは初めてのことでした。 立っていられないほどの悲しみや、 …

ワインのぶどう

この週末はワインをたくさん飲む機会が あったのですが、 いつも適当に選んで何となく飲んでるな〜と思い、 少し調べてみました。 まず、ワインにとって最も大切なのは葡萄の種類。 赤ワインなら、 カベルネ・ソーヴィニヨン(タンニンがパワフル) メルロー(…

春樹ワールド

村上春樹「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」。 村上春樹は大好きな作家なので、 家に20冊ほどコレクションがあります。 この作品は発売直後に読んで以来の再読。 話の内容は、村上ワールド炸裂!という感じで、 それはもう言わずもがなですが、 …

七つの会議

池井戸潤「七つの会議」。 映画化で話題になっていること、 自分も仕事で悩んでいることから、 何かヒントになると思い手に取りました。 読んで思ったことは2つ。 まず、 働く上での価値観や信念のようなものは、 その人の出自や育ってきた環境に 随分影響さ…

太宰のリズム

太宰治「斜陽」。 上流階級の没落を描いた作品。 言葉のリズムが良いと思いました。 「生まれて来てよかったと、ああ、いのちを、人間を、世の中を、よろこんでみとうございます。はばむ道徳を、押しのけられませんか?」 「生きている事。生きている事。あ…

わたしの節分

今週のお題「わたしの節分」 節分と言えば豆まき。 我が家は、小分け包装された福豆を、 袋のままで撒くスタイル。 「家中くまなく撒くべきだ!」という夫の意向で、 ベランダやお風呂場にも撒いています。 実家では、豆なら何でも良いだろうと 落花生を撒い…

モチベーションを上げる努力

※今回のブログは完全に愚痴です。 キャリアが迷子という話です。 私は金融系のSEなので、 会社から経済、金融に関する資格試験の受験を 義務づけられています。 ところが困ったことに、 私は金融にさっぱり興味がない。 試験は2ヶ月に1回。 これまでに勉強を…

これぞ文学!

村田沙耶香「消滅世界」。 物語の設定が肝なので、あらすじは割愛。 かなり衝撃的な内容です… 神聖なはずの胎児を「巨大な寄生虫」のようだと 言ってしまう感性、潔さ。 どんな環境で育って、何をインプットにしたら こんな作品が生まれるんだろう。 読後感…

甘いソーダ水

音楽ストリーミングアプリ「Spotify」を スマホにインストールして、 色々な音楽が聴けるようになりました。 J-pop、ジャズ、クラシックをよく聴きますが、 最近のお気に入りは秦基博。 優しい声だけど、粘っこくはなく、 甘いソーダ水のような声だと思いま…

チョコレートコスモス

恩田陸「チョコレートコスモス」。 あらすじはAmazonより。 芝居の面白さには果てがない。 一生かけても味わい尽くせない。 華やかなオーラを身にまとい、 天才の名をほしいままにする響子。 大学で芝居を始めたばかりの 華奢で地味な少女、飛鳥。 二人の女…

夫のいない日

昨日のタイムスケジュール。 6:30 夫とともに起床 7:00 夫出勤・朝食・家事 8:00 縫い物 with 好きな音楽 11:00 買い物・食事の準備 12:00 昼食 12:30 読書 with 美味しい飲み物 14:00 睡眠(眠くなり次第) 16:00 読書の続き 18:00 夕食 19:00 縫い物 with …

砂に泳ぐ彼女

飛鳥井千紗「砂に泳ぐ彼女」。 数日前に読んで好きになった作家。 早速2冊目を読んでみました。 あらすじはAmazonより。 大学卒業後、地元で働いていた紗耶加は、 やりがいを見つけられず息苦しい毎日を過ごす中、 思いきって東京に行くことを決心する。 新…

お参り

京都で、遅めの初詣。 お参りは、誰かの幸せを願うためにある。 自分ではどうすることも出来ないこと。 もう会えなくなってしまった人のこと。 そんな想いを祈りとして捧げ、 神様に託して届けてもらうのが、 神社という場所なのかな〜なんて思います。 わた…

ドラマチック

菊池寛「真珠夫人」。 あらすじはAmazonから。 信一郎は乗合自動車で事故にあい、 瀕死の青年から腕時計を託される。 返すべき人は、死に際に口走った 「瑠璃子」という女性。 帰京後探し当てた瑠璃子は真珠のように美しく、 自分のサロンに集う男たちを弄ぶ…

アシンメトリー

飛鳥井千紗さん「アシンメトリー」。 あらすじはAmazonより。 結婚に強い憧れを抱く女、朋美。 結婚に理想を追求する男、貴人。 結婚に縛られたくない女、紗雪。 結婚という形を選んだ男、治樹。 朋美は、親友の紗雪が幼なじみの治樹と突然結婚を決めたこと…

日本再興戦略

落合陽一「日本再興戦略」。 たまには小説以外も読んでみようという事で。 人口減少をチャンスと捉えて、 価値観の転換や技術の活用で日本を再興しよう! というのが大筋。 日本の社会構造の歴史や、 最新のITトレンドなど、 「へぇ〜」と唸る情報が盛りだく…