はるまきパンダの徒然日記

日々の暮らしに彩りを。

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

家族トランプ

明野照葉「家族トランプ」。 あらすじはAmazonより。 風見窓子33歳。 会社に不満はなく、寿退社する後輩を 妬むこともない。 友人以上恋人未満の交際相手と 結婚するつもりもない。 しかし同居する両親から「干支三回りが限度」 との宣告が…。 そんな窓子に…

靭公園

肥後橋の辺りで用事があったので、 空き時間で靭公園を少し散歩しました。 犬の散歩をしている人、 ジョギングをしている人。 テニスを楽しんでいる人。 いろんな人がいるんだな、とか、 身体を動かすのって健康的なんだな、とか、 当たり前のことを思いまし…

料理家の人生

海老沢泰久「美味礼讃」。 あらすじはAmazonより。 彼以前は西洋料理だった。 彼がほんもののフランス料理をもたらした。 その男、辻静雄の半生を描く伝記小説。 早稲田大学を卒業後、大阪読売新聞社に 入社するものの、2年で退職。 1960年、大阪に辻調理師…

ひとの心

臨床心理学の本を読み始めました。 自分の心のコントロール。 家族とのコミュニケーション。 心の問題は、 人生で最重要なトピックの一つであるにも関わらず、 何か起こった時の対処が手探りだと思ったんです。 お金や技術に関することは、 特に意識せずとも…

久々にひとりで実家に帰りました。 父、母、妹とマネケンのワッフルを食べ、 母の手料理をいただきました。 ピアノを習いたいと言ったときも、 大学で音楽系を学びたいと言ったときも、 男の人と暮らすと言ったときも、 音楽はやめてSEになると言ったときも…

試着室の恋

尾形真理子 「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う」 洋服と恋愛にまつわる短編集。 可もなく不可もなく、 オーソドックスな恋愛小説という感じでした。

家族とは何であるのか

身内が病に倒れ、 2日間のほとんどを病院で過ごしました。 大きな病気もなく、 ドライな家庭で育ってきた私にとって、 手術中の重苦しい空気や、 涙を流して回復を喜ぶ人の姿を 目の当たりにするのは初めてのことでした。 立っていられないほどの悲しみや、 …

ワインのぶどう

この週末はワインをたくさん飲む機会が あったのですが、 いつも適当に選んで何となく飲んでるな〜と思い、 少し調べてみました。 まず、ワインにとって最も大切なのは葡萄の種類。 赤ワインなら、 カベルネ・ソーヴィニヨン(タンニンがパワフル) メルロー(…

春樹ワールド

村上春樹「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」。 村上春樹は大好きな作家なので、 家に20冊ほどコレクションがあります。 この作品は発売直後に読んで以来の再読。 話の内容は、村上ワールド炸裂!という感じで、 それはもう言わずもがなですが、 …

七つの会議

池井戸潤「七つの会議」。 映画化で話題になっていること、 自分も仕事で悩んでいることから、 何かヒントになると思い手に取りました。 読んで思ったことは2つ。 まず、 働く上での価値観や信念のようなものは、 その人の出自や育ってきた環境に 随分影響さ…

太宰のリズム

太宰治「斜陽」。 上流階級の没落を描いた作品。 言葉のリズムが良いと思いました。 「生まれて来てよかったと、ああ、いのちを、人間を、世の中を、よろこんでみとうございます。はばむ道徳を、押しのけられませんか?」 「生きている事。生きている事。あ…

わたしの節分

今週のお題「わたしの節分」 節分と言えば豆まき。 我が家は、小分け包装された福豆を、 袋のままで撒くスタイル。 「家中くまなく撒くべきだ!」という夫の意向で、 ベランダやお風呂場にも撒いています。 実家では、豆なら何でも良いだろうと 落花生を撒い…

モチベーションを上げる努力

※今回のブログは完全に愚痴です。 キャリアが迷子という話です。 私は金融系のSEなので、 会社から経済、金融に関する資格試験の受験を 義務づけられています。 ところが困ったことに、 私は金融にさっぱり興味がない。 試験は2ヶ月に1回。 これまでに勉強を…

これぞ文学!

村田沙耶香「消滅世界」。 物語の設定が肝なので、あらすじは割愛。 かなり衝撃的な内容です… 神聖なはずの胎児を「巨大な寄生虫」のようだと 言ってしまう感性、潔さ。 どんな環境で育って、何をインプットにしたら こんな作品が生まれるんだろう。 読後感…