砂に泳ぐ彼女
飛鳥井千紗「砂に泳ぐ彼女」。
数日前に読んで好きになった作家。
早速2冊目を読んでみました。
あらすじはAmazonより。
大学卒業後、地元で働いていた紗耶加は、
やりがいを見つけられず息苦しい毎日を過ごす中、
思いきって東京に行くことを決心する。
新しい職場で気の合う同僚に恵まれ、
圭介という優しい男性にも出会ったが、
彼の自分勝手な言動に次第に違和感を抱き始める。
苦悩する紗耶加を救ったのは、写真を撮ること。
そして、新たな出会いが紗耶加の運命を変える―。
仕事や恋愛で揺れ動くひとりの女性の生き様を
圧倒的リアリティで描いた、勇気と希望の物語。
2作目もハズレなし。面白かったです!
彼女の書く小説のヒロインからは、
強く生きようとする女性特有の責任感や、
真面目さの余り空回りしてしまうもどかしさを
感じます。
現代を生きるOL仲間、女性仲間として、
そのような心理描写に共感するところが
多いのかもしれません。