直木賞
辻村深月「鍵のない夢を見る」
を勝手に始めました。
あらすじはAmazonより。
望むことは、罪ですか?
彼氏が欲しい、結婚したい、
ママになりたい、普通に幸せになりたい。
そんな願いが転落を呼び込む。
普通の町に生きるありふれた人々に
ふと魔が差す瞬間、転がり落ちる奈落を
見事にとらえる5篇。
現代の地方の姿を鋭く衝く短篇集。
小説の主題は暗いんですが、
作者の陽のエネルギーも同時に感じられました。
この人、普段は良い人なんだろうな〜みたいな。
個人的には、最後の話が刺さりました。
わたしは妊娠、出産の経験はないけれど、
きっとこんな気持ちになるんだろうな〜と。
良いワクチンになった気がします。