芸術への熱情
今日は読書日記。
原田マハさんの「異邦人」です。
以下、あらすじはAmazonサイトから抜粋。
たかむら画廊の青年専務・一輝と結婚した菜穂は、出産を控えて東京を離れ、京都に長期逗留していた。妊婦としての生活に鬱々とする菜穂だったが、気分転換に出かけた老舗の画廊で、一枚の絵に心を奪われる。絵を描いたのは、まだ無名の若き女性画家。深く、冷たい瞳を持つ彼女は、声を失くしていた―。
京都の移ろう四季を背景に描かれる、若き画家の才能をめぐる人々の「業」。
音楽に青春を捧げた身としては、
主人公、菜穂の芸術に対する熱情に
共感できる部分が多くありました。
ストーリーもドラマチックで、
テンポ良く読めるタイプの作品です。
京都の情景描写が綺麗で、訪れたくなりました。